「三茶de大道芸」とは

三軒茶屋がアートタウンに!

都会の繁華街、渋谷から東急田園都市線で5分。街の喧騒が和らぎ、人々がほっと一息つける場所、三軒茶屋。駅前には、世田谷のランドマーク、キャロットタワー、周辺には下町情緒を残した街並みと、閑静な住宅地が広がり、様々な人々が行き交います。
そんな街が、ちょっと風変わりな「アートタウン」に変貌する2日間、それが、”世田谷アートタウン『三茶de大道芸』”です。 「三軒茶屋の街を劇場にしよう」と、地元商店街と世田谷文化生活情報センターが一体となって1997年に始まり、今では秋恒例のフェスティバルとして定着しています。

見るだけじゃない!? 来場者全員が主役です

駅を降りて、足の向くまま気の向くまま歩いてみましょう。各会場でパントマイムやジャグリング、ファイアーショーにアクロバットなど世界各国のアーティストたちの華麗なる芸をみるもよし、おいしい匂いに誘われて各商店街自慢の模擬店をのぞくもよし。
街のいたるところには、ボランティアスタッフと商店街が協力して、ひねり出されたユニークな装飾が彩りを添え、ふと横を見れば、移動しながら芸を見せる”大道移動芸”「ウォーキングアクト」に出会うことができます。
また、ユーモアたっぷりのオリジナル小物など、様々なアーティストたち100組による小店が烏山川緑道に立ち並ぶ「アート楽市」。世田谷通りアーケード街では有名占い師が勢ぞろいした「占いストリート」。街の達人による「似顔絵コーナー」。その他「あめ細工」などで縁日気分もお楽しみいただけます。
来場者は2日間で17万人。街はたくさんの人で賑わいます。三軒茶屋の街で暮らす人と、街の外から集う人、アーティスト達との出会いがあり、喜びがあります。そしてその喜びはいつのまにか、会場にいるすべての人を今日の主役にしてしまいます。
パフォーマー、地域の人々、ボランティアスタッフ、そして来場者が一体となって楽しめるフェスティバル。それが 世田谷アートタウン「三茶de大道芸」です。