ルネサンス ~人の心をとり戻そう~

 14世紀の初頭、1310年にイタリアの詩人ペトラルカが初めて「ヒューマニズム」という言葉を発しました。この言葉により、長い中世の柵から解放され、約2世紀の間、イタリア・ルネサンスが自由な表現の花を咲かせました。以後、歴史は変転しましたが、「ヒューマニズム」は一貫して大きなテーマでした。
 しかし、近年コンピューターの進歩により、次第に人間の存在が軽くなっている様に思えてなりません。便利と迅速を求めるあまり、この様な世の中になったのだと思います。
特に表現の世界では顕著です。
 私たちはこの様な、便利、迅速とは正反対のアート大道芸をテーマにフェスティバル『三茶de大道芸』を開催し、多くのお客様にお出で頂いています。私たちは、ペトラルカの心に戻り、人の心にしみわたる様なアート大道芸をお届けします。
 三軒茶屋で、良い一日をお過ごしください。